「きゅ、ひょな…」
とろんとした目で見つめてくるミニにもう一度キスをすると、
熱くて艶めかしい吐息が口内に広がる。
その吐息に身を委ねるように舌を動かすと、少しずつミニの体が熱くなったのが分かった。
「や、もう…」
キュヒョンの腕の中で体を捩らすソンミンの頬は、既に真っ赤に上気している。
その頬にキュヒョンがそっと触れると、ソンミンは大袈裟にビクついて肩を動かした。
「キュヒョナ…もう、やだ…」
「やだって?何が嫌なの?」
顔をわざと覗き込むようにして問いかけると、さっきでさえ赤かったソンミンの顔が
一気に赤くなる。
キュヒョンが顎に触れて顔を近づけると、ソンミンはそれを手で制した。
「もう、キスばっか、いや…」
震える声で言ったソンミンは、すぐに俯いて手を離す。
その白い手をキュヒョンが掴んで優しくベットに押し倒すと、
ソンミンはうっとりとしたような瞳でキュヒョンを見つめる。
―それは、反則だ…
「きゅひょ…ひあぁッ!!」
固まってしまったキュヒョンを不思議に思って問いかけるソンミンの服の中に手を入れて、
キスだけでぷっくりと膨らんだ胸の突起を弄る。
思った以上にソンミンの体は感じやすいように出来上がっていて、キュヒョンがほんの少し
手を動かすだけで、白い体がフルフルと震える。
キュヒョンは触れながら器用にソンミンの服を脱がす。
あっという間に生まれたての姿になったソンミンは、胸の愛撫にすっかりぐずぐずになっている。
「は…きゅ、ひょな…」
「…なんかミニ、感じやすいじゃん」
「ち、ちが…ふあッ!」
キュヒョンはもうとろとろと柔らかくなったソンミンの中に指を入れる。
いきなり二本、勢いよく入れたのに、すんなりと入ってキュヒョンも少し戸惑う。
「ミニ、なんかした?すぐ入ったけど」
「やっ…なに、も…んあッ…」
「ホントに?自分でならしたんじゃないの?それとも、誰かにやってもらった?」
「ちがっ…んやぁッ…はッ…ん…」
違う?ホントに?いつの間にそんな体になったの?俺がいない間に?
考え出せばきりがない思考に犯されて、キュヒョンは二本の指を器用に激しく動かす。
ぐちゅぐちゅといやらしい音が部屋中に響く。
その音を感じるだけで、理性なんて壊れてしまうのに。
「ミニ、なんか今日変だよ、絶対」
「な、に言って…んッ…ひあ…」
「ねえ、何があったの?俺には言えないこと?」
「ふッ…ちが…あッ…」
「じゃあ、早く言ってよ。言わないと何もしないよ?」
相変わらず指の動きを止めないでキュヒョンが問うと、
ソンミンは目をジワリと滲ませる。
それを合図にキュヒョンが指を抜くと、ソンミンは名残惜しそうな瞳になった。
「ほら、早く。」
「キュヒョナ…」
「ね、言ってよ。ミニ。」
キュヒョンがテラテラと光る指でソンミンの頬を撫でると、ソンミンは色っぽく目を細める。
本当はそんな顔を見ただけで我慢できないけれど、キュヒョンはグッと唇を噛み締めて、
ソンミンが口を開くのを待った。
「……だって、もう…」
恥ずかしそうにポソポソと話すソンミンの声に耳をすませる。
その間にもドクドクと疼くものを制すのに、キュヒョンは精一杯だった。
だから、ソンミンの口から出た言葉を、最初は理解できなかった。
「だってもう、我慢できなくて…」
我に返って言葉の意味を理解したときには、既にプツリと理性の糸は切れていた。
「わ、ちょ…んんッ!!」
もじもじと恥ずかしそうにするソンミンの腰を持ち上げて、キュヒョンは自身を中に入れた。
もうすっかりそこはとろとろになっていて、熱くて柔らかい感触が頭の中に走って、
ゾクゾクと背筋に鳥肌が立つ。
「やあッ…んふあ…ふ、や…んッ…」
「は…ミニ…」
「ひやぁッ!んあっ…ふッ…ッやあ…」
「ちょ、キツ…」
「くはッ…きゅ、ひょ…あッ…」
勢いをつけてキュヒョンは激しく腰を振る。
ゾクリとする快感が全身を駆け巡って、無意識のうちにスピードは上がっていった。
目を閉じると、瞼の奥がチカチカとする。
キュヒョンは、どこか夢現で動いた。
「ミ、二…も、イく…」
「ふやぁッ…やッ…んあぁ…」
「ッは…ッ…イく…!」
「ひゃあッ…んんッ…んやぁあッ!!」
グッタリと果ててしまったソンミンは、うっすらとしか開いていない瞳でキュヒョンを見つめる。
余韻に浸るように目尻を下げているキュヒョンに薄く微笑みかけて、
キュヒョンの華奢な体に抱き着いた。
「…きゅひょ、な…」
「ん?」
「……好き」
恥ずかしそうにキュヒョンの胸に顔を押し付けて言うソンミンが愛しくて、
キュヒョンはその柔らかな髪を優しく撫でた。
この温もりは、俺だけのもの。
何処にいたって、誰といたって、それは変わらないんだから。
「ねえ、ミニ」
どうしても一つ、確かめたいことがあるんだ。
「…もう、今回みたいなことはしない?」
頼りなさそうに言うキュヒョンに、ソンミンはプッと噴出した。
真面目な答えを待っていたキュヒョンは不機嫌そうな顔をしたが、ソンミンは構わずニコニコとして言った。
「そんなの、キュヒョナ次第なんじゃない?」
―完敗、だった。
キュヒョンは、まあ、それでいいかと頷く。
そういうところがミニらしいし、大変かもしれないけど。
そのたび俺は、きっと大人になっていくから。
「ま、それ以前に、次はあの二人が協力してくれないかもね」
クスクスと楽しそうに笑って言うソンミンに向かって首を傾げると、
ソンミンはキュヒョンに顔を近づけた。
「あの二人には、あの二人のお話があるでしょ?」
ああ、そういうことか。
キュヒョンが一緒になって笑うと、ソンミンはふわりと微笑む。
そしてもう一度ギュッとキュヒョンに抱き着きなおして、今度も、はっきりとはしない声で言った。
「キュヒョナもちゃんと、僕を捕まえておいてよ。」
―そんなの、当たり前じゃないか…
返事は声にならなかったのに、なんだか伝わった気がする。
その証拠に、ソンミンはさっきよりも優しく、愛しい温もりを持って、キュヒョンを抱きしめた。
そしてキュヒョンも、溢れそうな想いを胸に、優しく抱きしめかえす。
試合終了のホイッスルが今、聞こえたような気がした。
とろんとした目で見つめてくるミニにもう一度キスをすると、
熱くて艶めかしい吐息が口内に広がる。
その吐息に身を委ねるように舌を動かすと、少しずつミニの体が熱くなったのが分かった。
「や、もう…」
キュヒョンの腕の中で体を捩らすソンミンの頬は、既に真っ赤に上気している。
その頬にキュヒョンがそっと触れると、ソンミンは大袈裟にビクついて肩を動かした。
「キュヒョナ…もう、やだ…」
「やだって?何が嫌なの?」
顔をわざと覗き込むようにして問いかけると、さっきでさえ赤かったソンミンの顔が
一気に赤くなる。
キュヒョンが顎に触れて顔を近づけると、ソンミンはそれを手で制した。
「もう、キスばっか、いや…」
震える声で言ったソンミンは、すぐに俯いて手を離す。
その白い手をキュヒョンが掴んで優しくベットに押し倒すと、
ソンミンはうっとりとしたような瞳でキュヒョンを見つめる。
―それは、反則だ…
「きゅひょ…ひあぁッ!!」
固まってしまったキュヒョンを不思議に思って問いかけるソンミンの服の中に手を入れて、
キスだけでぷっくりと膨らんだ胸の突起を弄る。
思った以上にソンミンの体は感じやすいように出来上がっていて、キュヒョンがほんの少し
手を動かすだけで、白い体がフルフルと震える。
キュヒョンは触れながら器用にソンミンの服を脱がす。
あっという間に生まれたての姿になったソンミンは、胸の愛撫にすっかりぐずぐずになっている。
「は…きゅ、ひょな…」
「…なんかミニ、感じやすいじゃん」
「ち、ちが…ふあッ!」
キュヒョンはもうとろとろと柔らかくなったソンミンの中に指を入れる。
いきなり二本、勢いよく入れたのに、すんなりと入ってキュヒョンも少し戸惑う。
「ミニ、なんかした?すぐ入ったけど」
「やっ…なに、も…んあッ…」
「ホントに?自分でならしたんじゃないの?それとも、誰かにやってもらった?」
「ちがっ…んやぁッ…はッ…ん…」
違う?ホントに?いつの間にそんな体になったの?俺がいない間に?
考え出せばきりがない思考に犯されて、キュヒョンは二本の指を器用に激しく動かす。
ぐちゅぐちゅといやらしい音が部屋中に響く。
その音を感じるだけで、理性なんて壊れてしまうのに。
「ミニ、なんか今日変だよ、絶対」
「な、に言って…んッ…ひあ…」
「ねえ、何があったの?俺には言えないこと?」
「ふッ…ちが…あッ…」
「じゃあ、早く言ってよ。言わないと何もしないよ?」
相変わらず指の動きを止めないでキュヒョンが問うと、
ソンミンは目をジワリと滲ませる。
それを合図にキュヒョンが指を抜くと、ソンミンは名残惜しそうな瞳になった。
「ほら、早く。」
「キュヒョナ…」
「ね、言ってよ。ミニ。」
キュヒョンがテラテラと光る指でソンミンの頬を撫でると、ソンミンは色っぽく目を細める。
本当はそんな顔を見ただけで我慢できないけれど、キュヒョンはグッと唇を噛み締めて、
ソンミンが口を開くのを待った。
「……だって、もう…」
恥ずかしそうにポソポソと話すソンミンの声に耳をすませる。
その間にもドクドクと疼くものを制すのに、キュヒョンは精一杯だった。
だから、ソンミンの口から出た言葉を、最初は理解できなかった。
「だってもう、我慢できなくて…」
我に返って言葉の意味を理解したときには、既にプツリと理性の糸は切れていた。
「わ、ちょ…んんッ!!」
もじもじと恥ずかしそうにするソンミンの腰を持ち上げて、キュヒョンは自身を中に入れた。
もうすっかりそこはとろとろになっていて、熱くて柔らかい感触が頭の中に走って、
ゾクゾクと背筋に鳥肌が立つ。
「やあッ…んふあ…ふ、や…んッ…」
「は…ミニ…」
「ひやぁッ!んあっ…ふッ…ッやあ…」
「ちょ、キツ…」
「くはッ…きゅ、ひょ…あッ…」
勢いをつけてキュヒョンは激しく腰を振る。
ゾクリとする快感が全身を駆け巡って、無意識のうちにスピードは上がっていった。
目を閉じると、瞼の奥がチカチカとする。
キュヒョンは、どこか夢現で動いた。
「ミ、二…も、イく…」
「ふやぁッ…やッ…んあぁ…」
「ッは…ッ…イく…!」
「ひゃあッ…んんッ…んやぁあッ!!」
グッタリと果ててしまったソンミンは、うっすらとしか開いていない瞳でキュヒョンを見つめる。
余韻に浸るように目尻を下げているキュヒョンに薄く微笑みかけて、
キュヒョンの華奢な体に抱き着いた。
「…きゅひょ、な…」
「ん?」
「……好き」
恥ずかしそうにキュヒョンの胸に顔を押し付けて言うソンミンが愛しくて、
キュヒョンはその柔らかな髪を優しく撫でた。
この温もりは、俺だけのもの。
何処にいたって、誰といたって、それは変わらないんだから。
「ねえ、ミニ」
どうしても一つ、確かめたいことがあるんだ。
「…もう、今回みたいなことはしない?」
頼りなさそうに言うキュヒョンに、ソンミンはプッと噴出した。
真面目な答えを待っていたキュヒョンは不機嫌そうな顔をしたが、ソンミンは構わずニコニコとして言った。
「そんなの、キュヒョナ次第なんじゃない?」
―完敗、だった。
キュヒョンは、まあ、それでいいかと頷く。
そういうところがミニらしいし、大変かもしれないけど。
そのたび俺は、きっと大人になっていくから。
「ま、それ以前に、次はあの二人が協力してくれないかもね」
クスクスと楽しそうに笑って言うソンミンに向かって首を傾げると、
ソンミンはキュヒョンに顔を近づけた。
「あの二人には、あの二人のお話があるでしょ?」
ああ、そういうことか。
キュヒョンが一緒になって笑うと、ソンミンはふわりと微笑む。
そしてもう一度ギュッとキュヒョンに抱き着きなおして、今度も、はっきりとはしない声で言った。
「キュヒョナもちゃんと、僕を捕まえておいてよ。」
―そんなの、当たり前じゃないか…
返事は声にならなかったのに、なんだか伝わった気がする。
その証拠に、ソンミンはさっきよりも優しく、愛しい温もりを持って、キュヒョンを抱きしめた。
そしてキュヒョンも、溢れそうな想いを胸に、優しく抱きしめかえす。
試合終了のホイッスルが今、聞こえたような気がした。
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